22歳のとき、スクールでテニスを始め、現在は月に一度くらいのペースでプレーしている和田さんより、「ボレーの打点がいまいちつかめないのでクリニックしてほしい」という相談を受けました。原因はボールの軌道とラケットのセットの仕方に問題があるので、ここに取り上げました。 |
クリニックしてもらいたい点 東京都在住 和田さん 右利きプレーヤー 女性 |
フォアハンドボレー バックハンドボレー |
薄いグリップで基本動作もできているのに、なぜ打点が安定しないのだろう さっそく、ビデオを見てみましょう。ビデオを撮るにあたって、ご自分でも打点を確認したいと思われたのでしょう。ラケットを短く持ってボレーしている姿が映っています。その代表的なフォアハンドボレーが写真1〜写真4、バックハンドボレーが写真5〜写真8です。スクールでテニスを始めた和田さんだけに、ボレーに最適なコンチネンタルグリップで打っており、ステップインの基本動作も実行しています。また、ラケット面もトッププロと同じようにオープンで、打点も悪くありません。それでも、打点が安定しないのは、ボールの軌道とラケットのセットの仕方に問題があるのです。 |