トスボールをキャッチ・アンド・ボレーする
 まず、矯正法2と同じところに立ち、通常のボレーの構えをして待機して下さい。同様にトスしてもらったボールを、写真のようにフォアでキャッチして、バックで返球するキャッチ・アンド・ボレーを行ないましょう。
 以前の厚いウエスタングリップに戻ると、ボールのキャッチがうまく行かず、握りかえていたのでは、バックのボレーに間に合わないはずです。
 連続して20回成功するまで練習して、コンチネンタルグリップを固めて下さい。

 

 3ヶ所にボレーを打つ練習をする

 いよいよ実際のボレーを打って仕上げの練習を行ないましょう。
 友人またはコーチに、反対側のベースラインから、フォア側にストロークでボールを出してもらい、その1球目はAを狙ってアングルボレーを、2球目はBを狙って深いボレーを、3球目はCを狙ってドロップボレーをして下さい。
 ラケットが立っていないと、AやBへのボレーは難しいので、この3つの打ち分けができれば、コンチネンタルグリップが身についた証拠になります。3球セットで行ない、ご自分で納得いくまで練習して下さい。これができれば、軟式ボレーは完全に解消したと言えます。
友人またはコーチに反対側のベースラインから、フォア側にストロークを打ってもらい、その1球目はAを狙ってアングルボレーを、2球目はBを狙って深いボレーを、3球目はCを狙ってドロップボレーをして下さい

 
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