速いテンポのテニスを完成させるため1対2のラリーを行なう
 シングルスコートで1対2のラリーを行なう練習です。
 もちろん1人が萩原さんで、相手の2人に不規則にボールを出してもらいます。ラリーを続けますが、途切れたらすぐ次のボールを出すリズムで行なって下さい。萩原さんはすべてのショットをバウンド後のトップ(一番高い打点)で捕らえて打って下さい。入る、入らないは気にしないで、トップで打つことから始めるのです。そして、相手のボールがサービスラインより浅くなった時には、全てネットに出て、ネットプレーで対処しましょう。
 ラリーが終わったら、再びベースラインに戻って始めるというスタイルの練習です。
 この練習を毎週30分ずつ行ない、8週間続ければ、私の言っているテンポの速いテニスの感覚がわかってくると思います。その時点で、またビデオを送って下さい。

アンダーハンドで球出ししてくれたボールをボレーしましょう。一定のリズムで行ない、1、2、3、4のターゲットを順次狙ってボレーして下さい。小坂さんの場合は、1と2が最初は難しいかもしれませんが、コンチネンタルグリップによるオープンなラケット面が身につきさえすれば、容易にマスターされることでしょう。

 

 
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