左手でラケットを支えるクセを身につけよう

21歳でテニスを始めた、テニス歴9年の杣田さんから、市民大会のシングルスの試合のビデオとともに、「つなぎのショットのミスが多い。試合運びをクリニックして欲しい」という相談を受けました。

クリニックしてもらいたい点
つなぎのショットのミスが多い。試合運びをクリニックして欲しい。

東京都在住 杣田さん  右利きプレーヤー 男性

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技術的に差がないのにスコアが一方的な結果に終わったのはなぜだろう?

 ビデオを見ると、1セットマッチの試合が映っており、杣田さんが1ゲームキープしただけで、1−6で敗れた試合の様子が映っています。
 その経過は右の表の通りです。スコアは一方的な結果ですが、試合の内容は長いラリーが続く展開で、まったく歯が立たないという相手ではありません。技術的には差がなく、相手の安定性がやや勝った結果です。
 それは、サービスをキープした第4ゲームでは、40−0で簡単にゲームを取っていることからもわかります。このゲームに象徴されるように、サービスが入り、有利な態勢になった時には良いショットが決まるのですが、逆にセカンドサービスを入れるだけの守備的な態勢からのラリーでは、最後にバックハンドのミスを多発しています。
 杣田さんが、「つなぎのショットが良くない」と言っているのは、このバックハンドのことでしょう。


   
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