シャープに振れる軽いラケットで最適の打点をつかむ

 3ヶ所にボールを落とし、どの位置が最も楽か確認する

 最初の矯正法では、最適の打点を確認しましょう

 左上の写真のように、左足をベースラインに45度の角度に置き、右足は平行に置いてフォアハンドの姿勢をとります。次に、おヘソの前、ベースライン、ベースラインより前方30〜40センチのところに左手でボールを落とし、打ってみて下さい。どの位置のボールを打つのが最も楽で、思った通りのボールが打てるでしょうか。ヒジより手及びラケットが前方に来るように打つと最も楽だとわかるはずです。そして、フィニッシュで右足の体重移動も完全に左足に移動し、右足が勢いで左足より前方に踏み出すことがおわかりでしょう。
 戸田さんには、いつものループのバックスイングで、このベースラインより前方に落としたボールを打ち、自分の打球感で満足のいくものが安定して打てるまで練習してもらいたいと思います。


ベースラインより前方30〜40センチの打点が最も力が入る打点となります。トスボールを打って意識して下さい

 

  オープンなラケット面にしてターゲットを狙う

構えた状態から右足を一歩踏み出し(@)、次に左足を踏み込んで打ちます(A)。力を入れて打つほど右足が前方に着地することがわかります(B)

右足が前方着地で終わることを学ぶ
 今度は、ベースライン上でレディポジションの姿勢をとって待機し、友人またはコーチに、ベースラインの前方30〜40センチの所にボールをバウンドさせてもらい、そのボールを打って下さい。
 力を入れて打てば打つほど、右の連続写真のように右足が前方に着地してフィニッシュすることを学んで下さい。


   
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