STEP@   壁打ちでスイングの角度とスピンの理想を探す
 ボードまたは壁打ちができるところを見つけて下さい。
 そして、自分でトスしたボールをバックのアンダースピンで打ち、跳ね返ったボールが落下する地点を観察して下さい。いつも打つ力で、スイングの角度を色々変えて、どれくらいの角度で打った時が、満足するスピンで一番遠くまで跳ね返るかを実験して下さい。そして、その時のスイングをかためるまで練習しましょう。

STEP3  ラケットでフィニッシュの高さを確認する

 今度は、サービスラインとベースラインの中間の位置に立ち、矯正法1のように自分でトスしたボールを、矯正法1でマスターしたスイングで打ち、フィニッシュの位置の頭の高さが、頭ひとつか、その半分くらい下げるように、ヒザを折って打ち終わって下さい。仲間にフィニッシュでの高さをラケットでかざしてもらって、高さを確認しながら打って下さい。そして、ボールをバウンドさせた時に、「バウンド」と大声を出し、グリップをしっかり握るタイミングを取って欲しいのです。この習慣をつけるのに、強く握ると音を発する、器具を使うと有効です。これで実験すると、ボールがラケットに当たる前から強く握っている人が意外に多く、この音によって容易に矯正できた経験があります。

 

 

STEP@   フォアとバックで交互に目標の場所に打つ
 最後は、ベースライン上に立ち、反対側のコートから仲間に球出ししてもらったボールを、フォアとバックで交互に、目標の場所にアンダースピンで打って下さい。矯正法2と同じように「バウンド」と「ヒット」を発声して、グリップの握りのタイミングとフィニッシュでの頭の位置をチェックしながら行なって下さい。フォアとバックと交互で、連続20球、バックコートに入るようになるまで練習して、またビデオを送って下さい。

 
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