スピンと距離感の調節でタッチの感覚を養おう

『大振りするとミスが出るし、どうもタッチの感覚がつかめない』という悩みをよく聞き ますが、そんな人にお勧めしたいのがドロップショット。これを練習することで、ボール タッチの基本をマスターできます。ボレーにも応用できるので、取り組む価値は大です。  

クリニックしてもらいたい点
ドロップショットとバックボレーをうまく打てないのでクリニックして欲しい

東京都町田市在住 木村 淳 右利きプレーヤー 男性

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フォアハンドストロークでのドロップショット


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ドロップショットを打つ時の「タッチの感覚」はどこで調節すればいいのか?

 この1年間、毎週のプレーに加えて、2時間の朝練にも参加した木村淳さん(29歳)から、「ドロップショットがうまくいかず、バックボレーで強いボールが打てない。またバックだけでなく、ボレーではフォアも苦手で、大振りするとミスにつながってしまうので、クリニックして欲しい」という相談を受けました。
 ビデオを見ると、遠いカメラ位置で撮影してあり、しかも曇天のために映像が不鮮明でしたが、ドロップショットとボレーの悩みに共通の原因があることが一目でわかりました。木村さんの代表的なドロップショットの連続写真が1〜6です。ベースラインのやや内側の位置から、球出しのやさしいボールを打っている図ですが、1の構えから横向き(3)になり、4でボールを捕らえて、腕を伸ばしてフィニッシュ(6)しています。


   
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