バックハンドストロークでスライスを打つ時、ボールが浮き上がってしまいませんか。そんな人は、今回のクリニックを読めば一発で直りますよ。鍵を握るのはフィニッシュを低くすることと、身体をひらかないこと。間違っても上体を回転させないことです。 |
クリニックしてもらいたい点 東京都多摩市在住 藤木 浩さん 右利きプレーヤー |
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テニス歴1年半の藤木浩さんより、「何が良くて何が悪いのか自覚がないので指摘して欲しい」という相談を受けました。 バックハンド・ストロークのアンダースピンを打っている藤木さんの代表的なフォームが写 真1〜8です。写真1の構えからラケット面をオープンに変え、上方にテイクバックする写 真4までの動作はスムーズで、とてもテニスを始めて1年半とは思えないくらい安定しています。そして、写 真5でフォワードスイングに移り、写真6でボールを捕らえて写真7〜8でフィニッシュしています。写 真ではわかりにくいのですが、ビデオを見ると、ボールが浮き上がっているシーンが多く映っています。藤木さんの意識としては、できるだけ長いフォロースルーをとろう(写 真7)としているのに、ボールが浮き上がってしまうのです。 |