下から上に振り抜く途中で  
     ボールを捕らえよう

 特にダブルスで威力を発揮するスピンサービスですが、多くの方にとって苦手ショットだと思います。どうしてもボールにトップスピンをかけられないとお悩みの方は、ラケットの軌道をチェックしてみて下さい。正しい軌道と身につける矯正法をお教えしましょう。

クリニックしてもらいたい点
セカンドサービスのスピンが安定しない。

東京都八王子市在住 神谷 宗弘さん

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ボールを捕らえた時にラケットヘッドが完全に上空を向いている

 八王子市の神谷さんから、「セカンドサービスのスピンが安定しない」という相談を受けました。
 ビデオを見ると、『フラットのファーストサービスとトップスピンのセカンドサービス』という声とともに、そのフォームが映っていました。神谷さんの代表的なフォームが写真1〜6です。
写真3のトスを上げるところまでは、スムーズです。ラケットヘッドは十分に下がっており、トップスピンのサービスを打てる条件は揃っています。問題は、写真4の時点の後からです。ボールを捕らえた写真4を見て下さい。ラケットのヘッドは、完全に上空を向いており、腕は伸びてラケットは立っています。そして、ラケットは大きな弧を描いて、フィニッシュの写真6では、ラケットは左ヒザの外側におさまっています。


   
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