レイト査定の実施方法

レイト査定の実施方法

受付
.	１．	「レイティング・チャート」に必要事項を記入してもらう。
	２．	カード郵送用封筒（切手付きと写真[２枚]の準備）を確認する。
	３．	会場の施設（ロッカー，トイレ等）の案内・注意事項を掲示または説明する。
挨拶・レイティングの説明
	１．	プレーヤーに不快感を与えない服装，言葉使い。
	２．	テスト」ではなく「診断」であることの説明。
	３．	「ＪＴＡレイティング」の目的，利点，トーナメントに出場する際の注意等の説明，及び普及の依頼。
	４．	経験年数等による大まかなクラス分けと，各グループの番号をつける。
	５．	実施の概要と，コートの移動方法の説明。
	６．	準備運動。
「レイト・査定」を実施する場合の，コート上での注意事項：
	１．	コートが何面使えるか，参加者が何人いるか，補助者が何人いるか等により，コート割りを決定し，コートの移動順序を伝える。一般的には，フォアハンド，バックハンド，サーブ，ボレーとロブ，オーバーヘッドとドロップショットに区分けするのがバランスを取り易い。
	２．	コートに集合してもらい，各コートでの査定の進め方を説明する。
	３．	各コートのグループ毎に，’じゃんけん’その他でプレーの順序を決める。（同じコートで行う種目毎[例えばデュースコートへのサーブ順とアドコートへのサーブ順を変える] に，グループ内でのスタート順 [例えば，’今度は３番から’] を変えても可。）グループ内から，スコアの記入係を１名募るか，互選で決める。
	４．	コートでのプレー順が決まったら，皆に，スムースな査定を行うための役割分担を説明し，安全（特にボールを拾う時，プレーの時の足元のボール）について徹底させる。役割分担としては，プレー者，プレーの待機者，スコアのカウンター，スコアの記入者，ボールを拾う人，他のコートから移ってきた人に内容を説明する人に分かれる。

◎レイト査定の進め方の一例（１０人の場合） [数面のコートを使って進める場合]

　

1．フォアハンド・ストローク

		満点
＊クロス	１０回	２０点	｝	プレーヤー得意のショットで
＊ダウン・ザ・ライン	１０回	２０点	｝	打たせる
＊クロス・トップスピン	５回	１０点
＊クロス・アンダースピン	５回	１０点
────────────────────────────
		６０点

rating-2-forehand.jpg (21690 バイト)

2．バックハンド・ストローク

		満点
＊クロス	１０回	２０点	｝	プレーヤー得意のショットで
＊ダウン・ザ・ライン	１０回	２０点	｝	打たせる
＊クロス・トップスピン	５回	１０点
＊クロス・アンダースピン	５回	１０点
────────────────────────────
		６０点

3. サーブ

[デユース・コート]		＜満点＞
＊センター（１→４）	５回	１０点	[フラット]
＊サイド (１→３)	５回	１０点	[スライス]
＊交互	１０回	１０点	[プレーヤーの得意なサーブで]
[アドバンテージ・コート]
＊センター（２→５）	５回	１０点	[フラット／スライス]
＊サイド (２→６)	５回	１０点	[スピン]
＊交互	１０回	１０点	[プレーヤーの得意なサーブで]
───────────────────────────────
		６０点


	＊センターとサイドを狙う場合：・狙ったエリア・・・・２点・他のエリア・・・・・１点＊交互に狙う場合：・狙ったエリア・・・・１点・他のエリア・・・・・０点（人数が多い場合には，両サイド同時に行ってもかまいません。）

4.ボレー


	[ローボレー] ＊フォア＊バック [ハイボレー] ＊フォア＊バック ─────	５回５回５回５回 ──	＜満点＞１０点１０点１０点１０点 ──── ４０点

5.オーバーヘッド


		＊右サイドへ＊左サイドへ（反対サイドへ＊交互（ネットにタッチ ────────	５回５回入った１０回して下 ───	１０点１０点場合は０点）２０点って打つ） ───── ４０点

6. ロブ


			フォアハンドバックハンド ──────		１０回１０回 ───		２０点２０点 ─── ４０点

7. ドロップショット


	＜満点＞＊フォアハンド１０回２０点＊バックハンド１０回２０点 ─────────────── ４０点・打ったボールがサービスラインを越えるまでに･･･＊３回以上バウンド：２点＊２回バウンド：１点＊１回以下：０点
			・人数が多い場合には，フォア・バックに一人づつ入って同時に実施しても可。