第5章

委員の選出

1.補助者が必要

トーナメントの立案,準備は委員会で決定して行うことができますが,試合の当日には受付,呼び出し,監視等で補助者が必要です。このような補助者を父兄やクラブの人達で組織することも必要です。

2. 委員会が必要

トーナメント委員長、副委員長はトーナメントの計画に対してすべての責任があります。日時や場所の決定,公認の取得,ポール等の発注,エントリーの設定,ドローの印刷、トーナメント期問中の緊急処置等の責任です。
レフリーは卜一ナメントにおけるすべての公式決定をします。アンパイア,ラインズマンの手配,ドローの消化,コートのレイアウト,試合や会場の監視、親やプレーヤーから起る問題の解決,ディフォールト決定の最終権成者としての決定等が主な任務です。レフリーはトーナメントを上手に運営するカギを握っています。ルールをよく知り,すべての緊急事態にしっかりとしかも親切に対応できる有能な人がレフリーとして必要です。
書記係は受付けや試合結果の管理に必要です。
会計係は予算やお金の出納責任者として必要です。
設営係はロッカーやコートの整備,会場の設営が仕事です。
交通係は駐車場の管理,バスの手配,会場が分散している場合の連絡やプレーヤーの移動の世話をするのが仕事です。
広報係は会場での大きいドローの掲示,マスコミヘのトーナメントのPR及び結果の提供,会場内に注意事項等を掲示するのが仕事です。
賞品係はカップやトロフィーや賞品等の手配が仕事となります。
大きい大会ではこれらの係をそれぞれ必要としますが,小さい大会では同じ人がいくつかを兼ねて行うことも可能です。