第2章

いつどこでトーナメントを開催するか

1.日の設定

出来るだけ早目に計画をスタートしなさい。l年前でも早すぎることはありません。普通6カ月またはそれ以上は必要です。

2.日の決定

まず最初にトーナメントを開く会場である市町村、学校、クラブ等の施設を調べなさい。
対象を限られた地区のみにするのか,都県単位又は関東地区レベルのものにするのか,また公開するのか非公開にするのか決め在さい。 各郡県の協会に相談して他の行事と重ならないよう計画する必要がおります。もしあなたの計画が公開で,都県のテニス協会の行事として重要であれば公認試合としてもらう事もできますし,また逆に協会の方が欲っしているトーナメントを知ることによりそれに応じて公認のトーナメントを開催することも可能です。

3.会場のみつけ方

市町村の公営施設,クラブ,学校,企業の厚生施設等がジュニア トーナメントのための会場として可能性があるものです。ウィークエンドや夕方には大人の利用で混んでいますが,子供の休暇期間であれば比較的余裕のある早朝から午後4時頃までの週日に計画することも可能でしよう。
学校や協会と連絡をとり,他の行事とぶつからないようにすることが大切です。

4.余分のコートを確保

大きい大会を開<場合には会場に近い場所に最初の数日間余分のコートを確保しなさい。天候その他の事情で日程が狂うのを防ぐことができます。

5.コートサーフェス

ジュニアのトーナメントでは利用できるものはどんな所でも受け入れ,コートサーフエスは普通選ぶ必要はありません。もしコートサーフェスが種々混じる場合にはトーナメント要項にその旨記し,混ざるコートの種類を書いておきなさい。インドアや夜問照明のコートも必要であれぱ使用してもよろしい。しかしプレーヤーがそれに準備できるよう卜一ナメント要項に書いておきなさい。

6.スポンサーの確保

市町村,クラブ,学校,スポーツ店,テニス関係の会社,新聞社等にスポンサーになってもらえる可能性があります。 これは名前が公になれば公的イメージが良くなるために引き受けてくれるものです。