Tennis Server  http://www.tennisserver.com

総合評価 ☆☆☆☆☆

 




 米国で権威のあるインターネット・ワールド誌が『テニスサーバー』のホームページを「大変な人気」と紹介している。毎月更新されるEメールのニュースレター(無料)の加入者は1万7千人以上であり、毎日、平均3千人がホームページを訪れている。『テニスサーバー』のスローガンは「どこのテニスプレーヤーでも、テニスの情報や用具の情報を得るために、このサイトを訪れるようにすること」だ。このホームページは、最新のテニスニュースが得られる無料のニュースレター欄、テニス関係のブックインデックス欄、オリジナルの記事欄、ラケット用具やソフトウエアを扱うスポンサーコーナー欄、毎日のニュース欄、ティム&トム・ガリクソン研究財団への寄付を募るメイク・ア・ディフェレンス欄、テニスのヒントやルールや倫理規定をわかりやすく解説したり、他のクラブや団体へのリンクやプロの写真、他のサイトへのリンクや質問を扱うテニスネット検索欄、スポンサーや広告についての欄の8つの欄から成り立っている。

 テニス愛好家にとっては、ブックインデックス欄が楽しめる。Amazon.comにリンクし、『テニスサーバー』を通じて購入すれば、240種以上の本が10%引きで買え、読後感想文を出せば、その頁に載せてくれる。本の概要や関連する本の情報も得ることができる。たとえばマット・クリストファー著で5月1日に発売された『アンドレ・アガシ』という本では《アンドレ・アガシ、1970年、少年少女向き、テニス選手、米国》という風にインデックスが出てくる。

 毎日のニュース欄は、テレビや新聞を待てない人たちの要求に応えてくれる。ナンド・テニスニュースワイヤー、スポーツイラストレイテッド誌のスポーツアクセス・テニスニュース、USAトゥディのテニスニュース、スポーツネットワーク・男子、スポーツネットワーク・女子、CNNテニスニュース、スポーツラインUSA、クラリスポーツ・テニスニュースグループの8つのニュース源にリンクされているからだ。また、誰でもニュースグループの“rec.sport.tennis”でメッセージの交換もでき、CNNテニスニュースからアクセスしてみたところ、829通のいろいろなメッセージが載っていた。『テニスサーバー』は内容が盛りだくさん。どこから見はじめたらいいか分からないなんてことは気にせずに、まずはアクセスすることをオススメしたい。