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世界の50以上の国のメンバーを擁する『テニスカントリー』は、無料なのでメンバーになるのも、1日だけのビジターになるのも簡単だ。ホームページを開けると、@情報とニュース、A結果、Bゴシップ、C旅行とキャンプ、Dトーナメント、Eプレーとフィットネスのヒント、F店、Gジュニアクラブの8部門がある。 情報とニュース部門は、さらに11の欄に分かれているが、テニスのニュースに飢えている人にも十分答えるものだ。 スポーツステッカー欄は、トッププロの前日の試合結果と次のイベントを紹介している。経歴欄は、38人の男子トップ選手のプロフィールや豆ニュースを扱っており、たとえば、アガシは10席あるジェット機でトーナメントに出向いていることが紹介されている。しかし、女子の選手は載っておらず、トップ20の男子でも、カルロス・モヤ、アルベルト・コスタ、ティム・ヘンマンなどが欠けているのが欠点だ。週ごとに更新されるランキングには、トップ100の男女が載っており、No.1の選手のリストには、男子が1973年から、女子が1975年からが網羅されている。1996年度の優勝者のリストには、ATPとWTAのツアーのシングルスの全優勝戦の結果が載っている。 週ごとの投票欄では、たとえば「1997年末のランキングNo.1は誰だろう?」というような質問が出されている。先月までの質問には、「アガシ対サンプラスの試合とコナーズ対マッケンローの試合のどちらを見たいか?」とか、「アンドレ・アガシとブルック・シールズは今年末までに結婚すると思うか?」とかの質問があった。 旅行とキャンプ部門のリゾート欄には、21ケ国の100近いリゾートに関する情報が載っており、バケーションの計画を立てるのに役に立つ。トーナメント部門は、チャンピオンテニスツアー社と提携し、4つのグランドスラム大会やカナダ、スイス、イタリア、リプトン大会へのツアーの募集を行っている。 『テニスカントリー』は、一部更新の必要なところもあるが、全体的には、重要で興味ある情報が満載されている。 |