| 15か月前、USPTAとUSPTRの公認プロのジョン・フィガロが一般のテニス愛好家のために作ったホームページが、『テニス・ファーストサーブ』だ。このサイトでは、マイケル・ちゃんと同じように有名になりつつあるマイケル・オドムと名付けたマスコットを使っている。 ジッサイ、ファーストサーブ・テニスリーグは、すでに米国の48都市、ブラジル、 マレーシア、カナダ、オーストラリアなどに広がっている。登録さえすれば、このリ ーグでプレーできるが、35ドル払ってその地区のリーグ代表になることもできる。代 表になれば、リーグに出場登録した人の一人につき、5ドル受け取ることができ、フ ァーストサーブからTシャツ、トロフィー、賞品、宣伝物が支給される。 同じ草の根の活動としては、写真とプロフィール欄があり、世界中の無名のプレー ヤーやファンが掲載されている。プレーヤーについての基本的な情報の他、テニスの 好きな点や嫌いな点など意見を載せている。例えば16歳のギルレモ・ラモスは、「時 速120マイルのサーブが打てる」と言い、27歳のタチアナは「テニスでもっとも好 きな点は男の人の脚がセクシーなこと」と書いている。また、写真を載せることもで きる。プロの写真も載っており、パトリック・ラフターとアンナ・クルニコワの写真 は見逃せない。 このホームページは、ケイマンスポーツ社の広告として機能しており、テニスのラ ケットやその他のグッズの使用勧誘を行う一方、ユーザーに役立つ知識を提供してい る。例えば、テニスのベストストリング欄では、一般プレーヤーからのストリングに ついての疑問に対し、的確な回答を載せている。 また、ごまかし&ごまかされ欄では、プレーヤーがごまかしたり、かけひきする22 の状況について解説しており、その週のクイズ欄に正解したり、グランドスラム大会 の優勝者を的中したりすると、賞品をもらうことができる。 『テニス・ファーストサーブ』は、総合的なテニスのサイトとは違うが、アマチュア 指向の相互交流を目指したサイトとして特異な地位を築いており、一見の価値がある。
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